1月30日（火）から２泊３日の日程で、大阪、京都、神戸で3、4年生合同ゼミ合宿を実施しました。今回のテーマは「日本のおもてなし文化を探る」です。老虎机游戏感染症の収束とともに急激に増加した外国人観光客に対し、訪日の理由や印象的な体験について英語でインタビューし、日本のおもてなし文化がどのように認識されているのかを調査しました。

　インタビュー当日、各グループは事前に計画した訪問ルートに従い、京都駅から清水寺、伏見稲荷神社、南禅寺などにそれぞれ向かいました。最初は英語が通じるか不安も大きかったようですが、オーストラリア、アメリカ、中国、インドネシアなど様々な国からの外国人観光客との国際交流を通して、見聞を広めることができました。

　インタビュー終了後、皆で宿泊していた大阪に戻り、各グループは成果発表会の準備に取り掛かりました。プレゼンテーションで使えるツールはA3サイズの画用紙1枚と３色のカラーペンのみでした。いずれのグループも聞き手を意識した伝わりやすい資料の作成と発表準備に余念がなく、予定を大幅に超えて、夜も更けてからの発表会となりました。どれも甲乙が付けがたいほどの出来栄えでしたが、日本のおもてなしと海外のホスピタリティは似ているが本質的には異なる点があることを指摘したグループが増井賞を受賞しました。

　不慣れな土地での二学年合同のゼミ合宿は初めてでしたが、これまでのゼミ活動で培った行動力とチーム力で乗り切ることができました。4年生は間もなく卒業ですが、一層親睦を深めることができたようです。

～ゼミ生のコメント（一部抜粋）～

• 海外の方が日本にどのようなイメージを持っているか知ることができ、チーム一丸となって課題に取り組めてよかったです。
  
• みんながそれぞれの役割を果たすことにより、大人数での合宿でもスムーズで、とても楽しいゼミ合宿でした。
  
• 英語を使ってのインタビューが初の経験だったので貴重な体験ができたと思います。
  

＜京都駅からスタート＞


＜インタビューの様子＞




＜成果発表会＞