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【作業療法学専攻】授業風景(作業療法研究法)

作業療法学専攻
3年次の必修科目「作業療法研究法」は臨床実習Ⅱが終了後行いました.広辞苑によると研究は「よく調べて考えて真理を極めること」で,この授業ではその方法を教えています.簡単に言えば,疑問に感じたときや知りたいことに対し,科学的に答えを探す方法を伝授する授業です.この授業では調査研究,実験研究,事例研究,文献研究などの進め方の他,研究計画の立て方,研究の際に注意すべき倫理的事項,結果の公表等について演習をしながら理解を促しました.

コロナウィルス蔓延する中,今回は対面とオンライン併用のハイブリット型授業を採用しました.学校に来られない学生でも授業を受ける機会を設けました.オンライン参加の学生は学内のように気軽にディスカッションすることができませんでしたが,授業中のフィードバックより授業内容が理解できたようです.

4年生になると,卒業研究に当たる特論を履修することとなります(今年の特論発表会の様子はこちらです).この授業で学んだことは卒業研究に役に立つこと違いないでしょう.また,今後の臨床で「あれっ,教科書に書いたのと違う」,「なんでこの症状が生じる?」などの場面と遭遇しても,慌てずに疑問を解決していく手立てを身に付くと期待しています.