【作業療法学専攻】リハビリテーション教育評価機構から認定を受けました
作業療法学専攻
この度、リハビリテーション教育評価機構から「リハビリテーション教育に必要な施設基準およびカリキュラムを提供、実施できる養成施設」として認定されました(認定証)。この認定は、平成24年度に引き続き2度目の認定となります。
特に優れた点として、
①教員、学生ともに国際交流に積極的に取り組んでいること
②臨床実習の形態に工夫が見られること
の2点を評価していただきました。
①-1 国際交流について
2014年4月より台湾大学作業療法学科(台湾、台北市)と国際交流を始めました。本専攻の王准教授は台湾出身の作業療法士であり、国際交流に力を注いでいます。台湾大学出身という繋がりもあり、2014年4月に本多学科長、王准教授らが台湾大学を訪問したことがきっかけとなっています。同年6月に台湾大学作業療法学科の曾学科長らが本学を訪問し、本格的な交流に向けて正式に覚書を交わしました。
翌年からは毎年、王准教授と専攻教員、特論(卒業研究)学生とともに、台湾大学や附属病院を訪問し、国際交流を行なっています。今年度は4月11日~15日にかけて台湾大学に行き、授業への参加、学会見学、学生との交流を行なってきました(台湾大学との国際交流前編?後編)。今年7月には台湾大学の学生数名が来日し、本専攻の授業に参加する予定です。
①-2 世界作業療法士連盟(WFOT)について
今回の認定審査は、世界作業療法士連盟(WFOT)の定める作業療法士養成教育の基準を満たしているかの審査も含まれています。このため、本学では、世界基準の教育カリキュラムの教育を受けることができるといえます。WFOT認定の教育プログラムを修めると、作業療法士の老虎机游戏を取得することで、国内だけではなく、世界各国へと活動の幅も広がります。台湾大学との国際交流の経験を活かすこともできます。
② 臨床実習の形態について
本専攻の臨床実習は、実習Ⅰ(評価計画立案実習)が2週間、臨床実習Ⅱ?Ⅲ(評価技術項目の実施と評価計画立案実習3週間+実践課程実習7週間)がそれぞれ10週間、計22週間となっています。
2012年当初、専攻教員を中心に検討をしていたものの、臨床現場の実情、学生の実態、求められる作業療法士とは何かを踏まえた実習の必要性を考え、現場で働く作業療法士の方の意見を交えながら検討をしました。身体障害、老年期障害、精神障害、発達障害領域で臨床実習の指導をしていただいている先生方に大学に来ていただき計4回の会議を開催しました。検討会議を通して、指導者の方々にご意見をいただき、教員のみでは気がつかなかったことにも、多く気が付き、様々な側面を検討できました。実習指導者の先生方の貴重な意見も取り入れ、現在の臨床実習の形態となっています。
今年3月に卒業した学生(16期生)は現行の形態で初めて実習を経験し、4月から作業療法士として東北、関東地方を中心に働いています。ここ数年で少子高齢化などの社会情勢にともない、作業療法士に求められるニーズなども少しずつ変化してきています。そのため、作業療法士養成の主管である厚生労働省から教育カリキュラムの改訂案が提示されています。そのため、本学でもまた改めて、現状に見合う教育の在り方を考え、検討を進めています。
国際交流は大学の講義では学べないものです。異文化を肌で感じること、海外の作業療法を知ることや使用する言語の異なる学生との交流を通してコミュニケーションスキルを向上させることは、今後の学生生活や就職後にも大いに役立つものと感じています。また、22週間という長期間の臨床実習を経験することは、将来、作業療法士として進むべき方向性や指導者の先生、対象者の方々との関わりのなかで「こんな作業療法士になりたい」といった視点を与えてくれるものだと思っています。
特に優れた点として、
①教員、学生ともに国際交流に積極的に取り組んでいること
②臨床実習の形態に工夫が見られること
の2点を評価していただきました。
①-1 国際交流について
2014年4月より台湾大学作業療法学科(台湾、台北市)と国際交流を始めました。本専攻の王准教授は台湾出身の作業療法士であり、国際交流に力を注いでいます。台湾大学出身という繋がりもあり、2014年4月に本多学科長、王准教授らが台湾大学を訪問したことがきっかけとなっています。同年6月に台湾大学作業療法学科の曾学科長らが本学を訪問し、本格的な交流に向けて正式に覚書を交わしました。
翌年からは毎年、王准教授と専攻教員、特論(卒業研究)学生とともに、台湾大学や附属病院を訪問し、国際交流を行なっています。今年度は4月11日~15日にかけて台湾大学に行き、授業への参加、学会見学、学生との交流を行なってきました(台湾大学との国際交流前編?後編)。今年7月には台湾大学の学生数名が来日し、本専攻の授業に参加する予定です。
①-2 世界作業療法士連盟(WFOT)について
今回の認定審査は、世界作業療法士連盟(WFOT)の定める作業療法士養成教育の基準を満たしているかの審査も含まれています。このため、本学では、世界基準の教育カリキュラムの教育を受けることができるといえます。WFOT認定の教育プログラムを修めると、作業療法士の老虎机游戏を取得することで、国内だけではなく、世界各国へと活動の幅も広がります。台湾大学との国際交流の経験を活かすこともできます。
② 臨床実習の形態について
本専攻の臨床実習は、実習Ⅰ(評価計画立案実習)が2週間、臨床実習Ⅱ?Ⅲ(評価技術項目の実施と評価計画立案実習3週間+実践課程実習7週間)がそれぞれ10週間、計22週間となっています。
2012年当初、専攻教員を中心に検討をしていたものの、臨床現場の実情、学生の実態、求められる作業療法士とは何かを踏まえた実習の必要性を考え、現場で働く作業療法士の方の意見を交えながら検討をしました。身体障害、老年期障害、精神障害、発達障害領域で臨床実習の指導をしていただいている先生方に大学に来ていただき計4回の会議を開催しました。検討会議を通して、指導者の方々にご意見をいただき、教員のみでは気がつかなかったことにも、多く気が付き、様々な側面を検討できました。実習指導者の先生方の貴重な意見も取り入れ、現在の臨床実習の形態となっています。
今年3月に卒業した学生(16期生)は現行の形態で初めて実習を経験し、4月から作業療法士として東北、関東地方を中心に働いています。ここ数年で少子高齢化などの社会情勢にともない、作業療法士に求められるニーズなども少しずつ変化してきています。そのため、作業療法士養成の主管である厚生労働省から教育カリキュラムの改訂案が提示されています。そのため、本学でもまた改めて、現状に見合う教育の在り方を考え、検討を進めています。
国際交流は大学の講義では学べないものです。異文化を肌で感じること、海外の作業療法を知ることや使用する言語の異なる学生との交流を通してコミュニケーションスキルを向上させることは、今後の学生生活や就職後にも大いに役立つものと感じています。また、22週間という長期間の臨床実習を経験することは、将来、作業療法士として進むべき方向性や指導者の先生、対象者の方々との関わりのなかで「こんな作業療法士になりたい」といった視点を与えてくれるものだと思っています。