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【作業療法学専攻】認知症プロジェクトの始動

作業療法学専攻
認知症対策プロジェクト始動

このプロジェクトは、2つのことを目的として立ち上げました。

1 病気の恐れのある人や、患者さん本人およびその支援者に向けて、病気をより良く理解してもらうことや、最新の支援策の提案を行うこと。
2 ご希望される方々に具体的支援を行うことです。

プロジェクト第1弾として、研修会「認知症を共に考える」を開催いたしました。

プロジェクトの目的のひとつである、最新の支援策の提案を行うために、東北大学医学部教授の荒井啓行先生をお招きしての講演と本専攻教員3名による認知症対策についての提案を行いました。

 開催日:平成29年8月27日(日)
 場 所:仙台市シルバーセンター
 参加者:120名

講演

 荒井啓行 先生
 「認知症医療最前線 ~現状と今後の課題~」



パネルディスカッション「認知症の予防そして治療へ」
高木大輔(作業療法士)
 「作業バランスからみた予防の可能性」



北川公路(心理学)
 「応用行動分析学を通してケアを考える」



津田丈秀(医師)
 「アロマ療法を応用した治療の開発」



研修会の最後には、荒井先生も交えたディスカッションを行いました。



休日にも関わらず一般の方や専門職の方など予定の80名を超える多くの参加者がおいでになったこと、ディスカッションでの多くの質問をお寄せいただいたこと(※)、熱心に聴講されるみなさまの姿から認知症への関心が高いことがうかがえました。

今後も大学の教育資源を活用し、病気への理解を深めていただき、多くの高齢者が日々の生活を安心し、楽しみ、その人らしく生きていくことを支援していきたいと考えています。これらの活動を通して、現状の支援策を検討しつつ、よりよい支援の提案をしていきたいと考えています。

(※)ディスカッションのなかで、お寄せいただいた質問の全てにお答えすることができなかったので、後日本専攻ページにてお答えしたいと思います。