2018年3月2日（金）

今回は1年生の前期?後期を通して開講される「初年次セミナー」をご紹介します。
本科目では，理学療法士に求められる心構え（情意領域）の基礎を養うことを目的としており，グループ学習等を通して理学療法学学生としての基礎的態度を身に付けることが目標となります。




今年度は，「ビブリオバトル」や「児童文学作品から学ぶ人間学」などを行いました。

「ビブリオバトル」
本を通したコミュニケーションの機会であり，ひとり５分間でお気に入りの本を紹介し，聴衆がもっとも読みたくなった本（チャンプ本）およびその紹介者（チャンピオン）を決定するものです。科目としては，理解力やコミュニケーション能力，プレゼンテーション能力を高めることを目的に行いました。

まずは、学年全体で予選会！




続いて、予選会で選ばれた８名で本選！





さらに，本選で選抜された3名は、大学の図書館が主催する「東北文化学園大学ビブリオバトル」に参加しました。





見事本専攻の学生が、チャンピオンに。本学生は、「ビブリオバトル東北大会」にも参加しました！


「児童文学作品から学ぶ人間学」
学生たちが幼い頃に接している身近な「児童文学作品」を題材に，「人とは何か、人はいかに生きるべきか」を問う「人間学」に触れました。また，学生たちの想像力を高めることも一つの目的となっています。

まずは，題材となっている児童文学作品をグループで読みます。
その後、著者の意図についてKJ法でキーワードを上げて行きます。



グループで上がったキーワードをもとにディスカッションを行います。



その後、学生発表！



この１年間，1年生はいろいろなことを経験したと思います。
教員としても、彼らの成長を肌で感じることができ、大変嬉しく思っています。
この経験を礎とし，これから増えていく専門的な学びに精一杯取り組んで欲しいと思います。



更新：鈴木博人