7月11日に皆様にお知らせしておりました運動系サークル活動を発端とする老虎机游戏感染症の拡大につきましては、ホームページ上で公表してまいりましたように、7月17日までに学生18名の感染が確認されました。これまで、感染対策を行ったうえで、学生の活動を制限し過ぎないよう努めてまいりましたが、このような結果となり、保護者の皆様に大変なご心配をおかけしておりますことを改めて深くお詫び申し上げます。
この間、学生のキャンパスへの立ち入りを原則禁止し、遠隔授業を行うとともに、保健所と連携して感染者と接触した学生と教員を特定し、全ての対象者にPCR検査を実施してまいりました。その結果、18名以外全員の検査結果が陰性となり、本学内におけるさらなる接触者調査は必要がない状況となりました。検査に協力をいただいた学生の皆様には心から感謝いたします。
　一方、仙台市内においては感染者の増加傾向が続いていることから慎重を期し、7月26日（月）からは一部の学科?専攻の重要な実習及び演習のみ対面で実施することとし、他は遠隔授業を継続することといたしました。これらの実習?演習を再開するにあたりましては、感染防止対策を充分に行うと共に、学生には具体的な感染防止のための指導を再度実施いたします。
　８月４日（水）からは定期試験期間が始まります。感染状況が落ち着いているようであれば、感染防止対策を充分に行うと共に、再度学生への充分な指導を行った上で、対面による試験実施が必要な科目については、筆記試験を実施する予定としております。その他の科目ではレポート等を課すなど他の方法により成績評価をいたします。
　今後とも、学生が安心して学修に取り組める環境を提供できるように教職員一同、一層努力してまいりますので、保護者の皆様にはご理解頂き引き続きご協力賜りますようお願い申し上げます。また、感染者とご家族の人権尊重と個人情報の保護に関して、十分なご理解とご配慮をお願いいたします。