経営法学科2年「企業等インターンシップⅠ」の科目では、学生がインターンシップ実習で実りある学びを得ることができるように、事前研修を行っています。
今年度(2022年度)は、学生の業界研究に資することを目的に「企業インタビュー」を6月15日に実施。この取り組みは、様々な業界のビジネスや働き方を知り、学生の社会に対する(業界選択の)視野を広げることを目的として行いました。全6グループに班分けされた学生は、事前に役割分担から取材項目まで綿密に打ち合わせを行い、本番に臨みました。当日は、本学にお越し頂いた各企業の方から、各社のビジネスモデルや業界動向?展望、求める人物像、SDGsの取り組みなど、幅広いテーマについてお伺いしました。学生達は、働き方に関する本音や日頃の学びと現実のビジネスのギャップ、大学時代に為すべきことなどといったアドバイスまで、様々なトークに聞き入っていました。
また、7月6日には、取材した内容を情報共有するための発表会を実施。各班が約10分のプレゼンを披露しました。
本授業に参加ご協力頂きました各企業様に感謝申し上げます。
【活動概要】
■科目名
?企業等インターンシップⅠ(経営法学科?2年生配当)
■協力企業
?西尾レントオール株式会社 様
?昱機電株式会社 様
?仙都魚類株式会社 様
?株式会社CIC 様
?太平ビルサービス株式会社 様
?綜合警備保障株式会社 様
■各班の感想?コメント(一部抜粋)
?企業インタビューを経験し、「働く」ということが私たちにとってどんな存在であるのかを考える機会となりました。当初は、興味のない業種のインタビューだと感じていましたが、企業インタビューを行ってみて、興味のないことも知ることが大切であると学ぶことができました。また、何よりもアルバイト以外に「働く」という社会を知らない私たちにとって、実際働いている方々のお話を聞けた今回の経験は、将来の選択肢を広げることに大きくにつながったと感じます。
?今回のお話を聞いて、ビジネスの話や、海外事業の詳しいお話を聞くことができた為、就活に活かしていきたいと思った。特に、大学生のうちに経験した方がいいことについては、自分がやりたいことをとことんと突き詰めることの大切さを教えてもらったので取り組んでいきたいと思いました。
?我々が初めてのインタビューに緊張気味になっているのを、気づいていただきリラックスするように話を進めていただいたところに社会人の余裕を感じた。我々と直接関わることの少ない企業だからこそ新たな発見が多く、我々の進むことのできる選択肢が増えた気がした。お客さんと直接関わらないからこそ、お客さんのことを第一に考える精神が素敵だと感じた。見えないところに全力を注ぐ力が魅力なのではないだろうか。インタビュー自体も滞りがなく進み有意義な時間を過ごせたと思う。これから就職活動をする上で大切なことを感じることのできたインタビューであった。
?取材した企業は、地域未来牽引企業に認定され、これからの未来を引っ張っていく企業である。市民の生活を支えるという影で努力している企業に、スポットを当ててインタビューできたのは良い経験だった。1つ1つの質問に丁寧に答えていただき、スムーズかつ分かりやすいインタビューの時間だった。印象に残っているのは、質問に対して「ない」という回答が複数あったことだ。数多くの事業課題に対して明確に取捨選択をしていくことの社会や企業の厳しさを学んだ。一方で、大学生に求める経験や働きがいなどの質問においては、人それぞれで良いという暖かい回答をいただき、今までの大学での学びを肯定されたようで安心した。これからインターンシップが本格化し不安なことも多くなるが、今回学んだ企業側が求めること、求めてないことを自分なりに考え直して活かしていきたい。
■活動風景(企業インタビューの様子)
(発表会の様子)