ゼミとはゼミナールの略で大学の講義形式の一つです。ゼミ担当の教員の指導の下で5~6名の学生がテーマをもとに発表をしたり、討論をしたりするなどをしあう能動的に参加する授業です。
主なゼミには、
?アカデミック?スキル演習(1年次前期?後期)
?基礎科目演習セミナーⅠ?Ⅱ(1年次前期?後期)
?作業療法実践特論?作業療法研究特論(4年次)
があります。
■【アカデミック?スキル演習】大学で学ぶことの意義、知識や技術の習得方法と自ら学習する姿勢を学びます。また、ノートの取り方、レポートの書き方、発表の仕方、図書館の利用方法(資料検索、テキストの読み方)など、基本的スキルを身につけることができます。
■【基礎科目演習セミナーⅠ?Ⅱ】1年次の解剖学、解剖学演習の進行に合わせ、少人数グループでの調べ学習を行い知識の確認、定着を図ります。教員からのフィードバックを受けることによって、2年次、3年次で学ぶ専門科目にむけて基礎的な知識を身につけることができます。
授業風景はこちら ■【作業療法実践特論?作業療法研究特論】作業療法実践特論近年、作業療法の領域は医療から保健?福祉へと拡大し、病院から在宅や地域へと継続して行われています。作業療法の対象も乳幼児から高齢者まで幅広く関わっています。作業療法が必要とされる対象者に対して行われている作業療法の実践について調査をします。
作業療法研究特論作業療法に関する技術や理論の研究?発展に必要な研究の基礎知識を学び、演習を通して研究方法を学びます。テーマに関する先行研究を探し、研究計画を立案します。その後、データの収集、解析を行い、研究結果をまとめます。
どちらの科目も特論発表会を行います。質問や意見をいただくことで、より一層理解が深まります。また、研究を通して、客観的な事実を得ることができます。抄録や論文などにまとめ、得られた結果を他者に伝えることで、卒後の作業療法士としての仕事に役立てることができます。
2023年度特論成果報告会2022年度特論成果報告会2021年度特論成果報告会