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【理学療法学専攻】卒業生の活躍 from Ecuador ~番外編~

理学療法学専攻
元本専攻教員の桂理江子先生が,現在はエクアドルで活躍されています。
桂先生よりメッセージを頂戴しましたので番外編として掲載いたします。


?Hola,todos! ?Como están?
みなさん、こんにちは!元気ですか?
9月も半ばを過ぎ、暑さもひと心地ついた頃でしょうか。

わたしは先月、キトから南西に約133km、標高625mに位置するサントドミンゴへ行ってきました。
標高2800mのキトとの標高差はなんと2175m!宮城県で一番高い山が屏風岳1817mですから、その標高差を想像していただけますか?
サントドミンゴの年間平均最高気温27.1℃、キトは18℃ですから、訪れた際も大変蒸し暑かったのですが現地の隊員に言わせると「最近涼しい」とのこと。
身体がキトの気候に慣れてしまったようで、夏の日本の気候に耐えられるか心配になりました。

街にはサンダル履きの人や薄着の人が多く、ホテルに扇風機がついていることにキトとの違いを感じました。
日本には四季がありますが、赤道直下のエクアドルは基本的に同一地域で気候は変わりません(雨季と乾季で多少異なりますが)。
しかしエクアドルで気候の変化は標高差で感じることができます。そこの標高はどのくらいか?でだいぶ服装が異なりますので、ご旅行の際の参考にしていただけると幸いです。

さて、今回なぜサントドミンゴを訪れたかというと、バナナ農園見学のためです。
「エクアドルで日本人がつくったバナナ」というシールが張られたバナナをスーパーやコンビニで目にしたことはありませんか?そのバナナを作っている農園です!
100%日本輸出用に栽培しているため、エクアドルで育てているにも関わらず、エクアドルでは口にすることのできないバナナです。
バナナの成り方、収穫方法、運搬方法、品質チェック、梱包方法、更に廃棄バナナを使った堆肥づくりまですべて見学させていただき、品質の高さの訳を知ることができました。
  

同時に理学療法士的視点からも職場環境の良さに感動しました。
それは、業務の細分化と作業台の高さです。
例えば20~30㎏のバナナを収穫する際、枝を切る人、バナナを受け取る人、滑車に載せる人と担当業務が細かく分かれているため重量物(バナナ)を持ち上げる動作頻度も少なく、洗浄や梱包をする作業台が適切な高さであるため、前かがみや中腰姿勢での作業を強いられる場面がなく、腰痛予防に配慮された環境が整っていました。
労働環境の安全は、労働者の健康に直結するものです。
農業や経済に関しては明るくありませんが、今回の見学は産業理学療法的にも大変興味深いものでした!
  

そしてバナナはもちろんおいしい。
濃厚でもっちりとしているので、わたしのおすすめはバナナシェイクと冷凍バナナです。
砂糖なしでもバナナの甘さを十分に感じられますので、ぜひお試しあれ!

?Nos vemos próxima vez! また次回会いましょう!
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