今年度４回目のオープンキャンパスを開催しました。暑い中、ご参加いただきありがとうございました。

今回は「作業療法　道具の工夫で援助」をテーマに体験を行いました。




まず、脳卒中や関節リウマチの病気について説明し、これらの病気によって起こる身体の障害を、イラストを用いて説明しました。例えば、脳卒中であれば、右、または左の手と足が麻痺して思い通りに動かすことが難しい状態になります。体を思い通りに動かすことが難しいため、下記の写真のような自助具を使用します。

実際に片手だけを用いて自助具を体験していただきました。
　


（指先の関節を曲げることが難しい場合に用いる自助具の例）

懇談会では、高校１，２年生のグループと３年生のグループに分かれて、それぞれお話をしました。

高校１，２年生と在校生では、主に学校生活について懇談をしました。学校生活を学年ごとに図にまとめて説明をしました。


３年生と在校生では入試のことを中心にお話をしました。入試対策については熱心に聞く様子が見られました。入試に向けて、いろいろと準備している様子が伺えました。また、他の専攻や学科の人と一緒に受けるような授業はあるかなど、具体的な大学生活をイメージしている方もいました。


他学科の学生と関わる授業にはチーム医療に関する講義や演習がありますので、ご覧ください。
専門職連携教育　/feature/collaborative-education

次回のオープンキャンパスは、8/25（日)です。
解剖学と作業療法についてご紹介します。
どうして解剖学を勉強するのか、作業療法とのつながりを説明します。
皆様の参加をお待ちしております！