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ムラ?ガク連携への挑戦

経営法学科
 私達が二本松市「針道」集落に通い始めてから5年目になります。今年度は「針道(はりみち)のあばれ山車(だし)」という祭礼を象徴する大型人形の骨組みに使う孟宗竹を伐採?搬出し、制作に参加させていただきました。針道では、里山を利用し、ムラ独自の文化として祭礼を継承する後東若連(うしろひがしわかれん)の知恵や技術を学べました。また、山車を曳き回した祭り本番の臨場感は動画の閲覧からは得難いものでした。祭礼の準備や運営には難しさもありましたが、それも含めて貴重な経験だったのではないかと考えています。


人形の骨組みには120本の竹を使います。山から切り出した直径10cmの竹を専用器具で8分割するだけの作業ですが、竹を持つ人との呼吸を合わせる難しさを知ることができました。(青木 那緒人)


坂道の多い針道で山車を曳行する難しさや緊張感は半端ではありません。上りは重く、下りは怖い。地球の重力と共に、ムラ祭りにかける氏子の皆さんの熱い思いを体感しました。(遠藤 拓実)


力仕事を終えた後、地元の方々と楽しく話せたのは良い思い出となりました。こんなに大変な祭りを毎年続けている人達の技術と熱量を肌で感じました。自分も見習いたいと思います。(寺内 勇太)

私の現地訪問は一度だけでしたが、実際に自分の目で見て、現地の人から生の声を聞くことができ、学ぶことがたくさんありました。自分にとって、本当に良い刺激となりました。(佐藤 央弥)


山車同士のぶつけ合いに参加できなかったのは残念ですが、祭礼の現場を「自分事」と捉えることができた充実感がありました。さまざまな意味で「あばれ山車」は貴重な経験になりました。(橘 右京)


若連と日程を調整しながら、ゼミ生の意向にも配慮する苦労はありましたが、多くの方々に支えられ、代表者としての責任が果たせました。この経験を今後の人生に活かしたいと思います。(寺尾 俊輝)


指導教員から一言
「あばれ山車」という祭りを通して針道の「後東若連」との協働を体験した参加者が、自らの目的を実現するために、それぞれの「山車」を制作し、牽引してくれることを期待します。(秡川 信弘)